「苦情? バルベールから?」年越しの宴の興奮も冷めやまぬ中、カズラとジルコニアは領主ナルソンから隣国バルベールに関する報告を受けていた。曰く、バルベールの国境沿いの村が1つ、完全に破壊されたらしい。バルベールはこの襲撃をアルカディア人の犯行と決めつけ、賠償金を請求してきたのだ。休戦協定のなか、かつてない緊張をみせる両国関係。そしてカズラの胸には、すっきりしないものがうずまいていて――。「小説家になろう」発、異世界救世ファンタジー待望の第七弾。
漫画家。主な作品『宝くじで40億当たったんだけど異世界に移住する~マリーのイステリア商業開発記~』(双葉社)/『「ある程度(?)の魔法の才能」で今度こそ異世界でスローライフをおくります』(双葉社)