アントニオ猪木
本名・猪木寛至。1943年2月20日、横浜市鶴見区生まれ。14歳で家族とともにブラジルに移住。60年、力道山にサンパウロでスカウトされて帰国し、日本プロレスに入団する。64年からアメリカで武者修行に出る。66年、東京プロレスを旗揚げ。翌年、日本プロレスに復帰も団体を離れ、72年、新日本プロレスを旗揚げする。「ストロングスタイル」を掲げ、多くの名勝負を繰り広げる。76年、ボクシングヘビー級王者のモハメド・アリとの「格闘技世界一決定戦」を行う。89年にスポーツ平和党を結成。参議院選挙に出馬し、プロレスラー初の国会議員になる。98年4月、現役引退。2013年より2期目の参議院議員を務め、19年6月に政界引退。現在、難病の「全身性トランスサイレンチンアミロイドーシス」と闘う。